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統一教会の創設者である、 故文鮮明総裁文鮮明総裁死後1年が経っていない時点である2013年5月2日統一教は教会創立60周年を迎え、京畿道加平の統一教会修練所で統一教経典である"天聖経"と "平和経"の出版記念会を開いた。これを契機に統一教会がより大きな混乱に包まれている。 7月21日龍山統一教会本部教会である天福宮教会の前では、200人余りの統一教会員が新たに出版された"天聖経"は、原本を大きく毀損したものだと復元を要求するデモを行ったこと。


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▲ 決議文を朗読する金東雲 © ブレーキニュース
文鮮明総裁が昨年9月3日に死亡した後、現在の教会指導部が教権掌握のために経典編纂という名分を掲げ、文総裁の維持を毀損しているということだ。彼らは、文総裁が監修して製作した珍本天聖経と今回出版された天聖経の80%が違うと主張した。彼らは教権掌握のために文総裁の根本的な教えさえ毀損する行為は絶対に容認できず、最後まで自分たちの主張を貫徹するという立場だ。しかし、統一教側は、文総裁が作った天聖経の増補版を製作しただけであり、今回の作業は、文総裁の婦人韓鶴子総裁が指示したことなので問題になることがないと対抗している。
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▲ ギムヨンソン デモ共同代表 ©ブレーキニュース

統一教は当初、文総裁の4男の統一グループ文国進理事長は、経済分野を担当し、7男の文亨進統一教世界会長が宗教分野の後継者になると公言してきた。しかし、文総裁死後、後継構図は大きく変わって婦人韓鶴子氏が統一教総裁職を務めるによって後継者と目されていた二人の兄弟は、公職から消えた。

また統一グループ理事会は、3月23日、統一グループ理事長と世界日報会長、鮮文学院理事長を務めていた文国進理事長を汝矣島パークワン訴訟敗訴の責任を問い、解任した。國進氏はその後、家族と一緒に渡米し、現在個人所有の銃器会社カールアームズ(Karl Arms)だけ経営している状態である。

亨進氏はこれより前に2月24日、米国総会長職から解任された。教会側は亨進氏の世界会長としての役割に変化がないと主張するが、彼は家族と一緒に國進氏の会社があるフィラデルフィアに住んでいるし、國進氏が運営する会社で牧会活動をしていることが分かった。

反対側は新しい経典の出版を推進した勢力は韓総裁の家臣グループと主張する。息子たちを代わりにして後継者としての権威を立てようとして、無理に教義の根幹まで振る不利な手法を置いているという主張だ。最も大きな変化は、統一教が伝統的に絶対者、神を呼ぶ呼称である"神様"を "天の父母様"に変えたのである。神は父であるだけでなく、母でもあるとしながら韓総裁を"神の婦人"と呼ぶなど韓総裁の位相が文総裁と同じだと主張しているということだ。


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▲ 統一教デモ©ブレーキニュース
彼らは一連のこのような過程を"文総裁痕跡の消去"と主張している。歪曲された新しい経典を作成するだけでなく、文総裁が生涯力を入れてきた多くの事業を廃止しているということだ。代表的なのが対北経済協力事業である平和自動車で、文総裁は、経済的利益よりも南北統一のために事業を開始したが、新指導部は、利益が出ないとあきらめたとのこと。

パクサングォン平和自動車社長は昨年10月、統一部の事業者の承認取り消し申請を完了した。 1997年、平壌近郊南浦市で始まった平和自動車は、流通事業権を受ける条件で、すべての株式を北朝鮮に渡したことが知られている。

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